頼山陽詩選 (岩波文庫) pdf無料ダウンロード
頼山陽詩選 (岩波文庫)
本, 頼 山陽
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頼山陽詩選 (岩波文庫) pdf無料ダウンロード - 内容紹介 「鞭声粛粛……」、またナポレオン、アンコウ鍋も。歴史の英雄詩で幕末明治の青年の血を沸かせた頼山陽(1780─1832)は、日常生活や家族愛をゆたかにうたう詩人でもあった。中国古典の知識と韻律に精通しながら、誰もが口ずさみたくなる日本漢詩をつくりあげた山陽の、人間的魅力が伝わる新編集でおくる120篇。語注・現代語訳を付す。 内容(「BOOK」データベースより) 「鞭声粛粛」、また仏郎王、アンコウ鍋も。歴史上の英雄を詠んでは青年の血を沸かせ、日常生活や風物をゆたかにうたう。中国古典に精通しながら、誰もに親しまれる日本漢詩をつくりあげた頼山陽(一七八〇‐一八三二)の、人と詩の魅力が伝わる新編集でおくる一二〇首。
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頼山陽(1780-1832)の詩業からほぼ制作順に120首の詩を選び、一首ずつに注と解説を添えて編んだものが本書です。評者は、中村真一郎の浩瀚な『頼山陽とその時代』を読んだばかりだったので、山陽の詩業を具体的に知るべく本書を手にとったしだいです。じつは戦前に同じ岩波文庫から『頼山陽詩抄』(頼成一・伊藤吉三訳註)がすでに出ています。これも復刊されたもので手に入れましたが、こちらは、必要最低限の(にもいたらない?)訳註がそっけなくつけられているだけで、漢学の素養が多少あるひとが読むならまだしも、今となっては詩の鑑賞には不親切というよりほかない体裁の本です。まあこちらは歴史に主題をもとめたいわゆる詠史のジャンルに属する詩が多く収められているところが特長のようです。評者は、山陽の漢詩を読んでも、それが中国のどの時代の漢詩の影響をうけているのか、山陽の詩の独創性はどこにあるのか、どういう点で山陽の詩が生前より世評が高かったのか、といったことについては残念ながら理解が及びませんが、とにかく本書は、よくある注釈付きの中国の漢詩を読むように楽しく読んでいけます。本書には、当然、山陽が九州旅行をしたさい詠んだ、よく知られた七言古詩「泊天草洋(天草洋に泊す)」も入っています:雲耶山耶呉耶越耶水天髣髴青一髪…雲か山か呉か越か水天髣髴青(せい)一髪…注によれば、この詩はすでに「同時代の詩人たちの評価も高かった」ようです。なお、巻末に添えられた作家案内の解説も充実しており、山陽の生涯と作品の理解に役立つものでした。ところで、頼山陽の漢文漢詩については、中国文学者の高島俊男の評価がそうであるように、「和臭・和習」がよく言われます。吉川幸次郎などはそもそも日本人の漢詩を高く評価しないひとです。まあ中国古典文学の研究者・学者たちは、こうして徂徠先生にならって日本人の書いた漢文漢詩における和習・和臭をきらうわけです(でも、これって、現在でも、日本人が外国語学習で目指すべきものとしてよく口にされる、ネイティブ並みのくせのない英文とかネイティブ並みの流暢な英語スピーキングとかという学習目標にとてもよく似ています。評者などは、こういういかにもネイティブを崇めたてまつる日本的な学習目標そのものが「和臭」ではないかとも思われるのですが)。編訳者自身は山陽の詩についてそのあたりどう考えるのか、できれば少し語ってほしかったなあと思います。ただとはいえ、編訳者は中国文学出身ではなく国文科出身の江戸漢文学研究者ではあるのですが…
de 頼 山陽
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