世界は強い日本を望んでいる - 嘘つきメディアにグッドバイ -

ケントさんは、メディアというものは日米問わず、大半がリベラル寄りに偏っていて、誤報も捏造も印象操作も日常茶飯事だという。リベラルとは本来は、既存の価値観に囚われない「自由主義的」という意味だったが、最近では「社会主義的」「左翼的」という意味で使われることが多い。アメリカのメディアの「敗北」が決定的になったのが、2016年11月に実施されたアメリカ大統領選だった。リベラルメディアは傲慢にも、自分らが結束して、トランプ叩きとヒラリー支援を強力にやり続ければ、ヒラリーが勝利すると信じていた。しかし、内陸部に住むアメリカ人は、支持者を公然とは口にしないもので、そういった人々こそ、実は「隠れトランプ支持者」だった。大統領選挙期間中、トランプ氏は、アメリカが不利な状況に置かれ、国力が低下しているのはグローバリゼーションの結果だと論じ、批判し続けた。就任してすぐ、トランプ氏は中国に対して厳しい態度をとり、25％もの関税をかけることになり、「米中貿易戦争」が続いている。トランプ大統領だからこそ、覇権主義を展開してきた中国の徹底的な封じ込めができている。特に中国のウイグル人迫害について言及し、これを非難したことは大きい。トランプ氏は常に「アメリカファースト」で動いている。自国の国益を最優先に置いている。グローバリゼーションの風潮の中で、「unfair」で自国に不利益な状態を許さないのである。アメリカも日本と同じように、リベラル派の新聞や放送局が多いが、自分達の主張通りに報道する偏向ぶりが、今や視聴者にすっかりバレてしまった。新聞も発行部数は右肩下がり。多くの人が、大手メディアをますます信用しなくなっている。勝利したトランプ大統領は、今に至るまでメディアとの対決姿勢を崩していない。いつの日か、アメリカメディアが「更生」せざるを得ない日が来るだろうと、ケントさんは言う。ケントさんはリベラルな考えを押し付ける「ニューヨーク・タイムズ」や「ワシントン・ポスト」が嫌いだが、それでも朝日新聞に比べればまだまともだという。意図的な嘘を書かないし、誤報だと分かれば、訂正記事をすぐに出す。一方、朝日新聞は結論ありきの報道をする傾向が強く、それに沿うよう筋立てを想像で導くので、事実と違う内容が含まれてしまうのである。テレビを筆頭とするメディアは、国民に対して「巨大な影響力」を保持している。国会議員が不祥事を起こしたとき、自民党所属議員だとワイドショーがしつこく叩いて辞職へ追い込む。ところがその人物が野党所属だとほとんど追及されない。政権に有利な事実や野党に不利な事実は、「報道しない自由」を行使する。日本人はそろそろメディアという権力の危険性を認識して、これを厳しく監視しつつ、少しでも分散させるように努めないと、日本は情報統制が進行すると述べている。報道機関が政権批判をすることに意義を唱えるわけではない。国民や国益のための仕事をせず、私利私欲を求める政権であれば、メディアが厳しく批判して倒閣を目指すことは当然である。しかし、日本のニュース番組は、国益を考えて汗を流す安倍政権の足を引っ張ることが目的の、それこそ生産性など何もない「政権バッシング・ショー」にしか映らない。野党も左派メディアも、つまらない揚げ足取りに終始し、大事な法案などを通さないことに協力する。反権力とは名ばかりで、国益を毀損してばかりいるのである。安倍首相が平成29（2017）年9月、安倍首相がインドを訪問したとき、パレードも行われるほどの大歓迎を受けたが、ほとんど報じられなかった。インドのモディ首相からハグされる大歓迎ぶりだったが、左派メディアは「安倍首相の支持率が上がる話題」は日本国民に教えないのである。2015年4月に、アメリカ議会上下両院合同会議で行われた安倍首相の演説は、上下両院の連邦議会議員から何度もスタンディングオベーションを受けたのに、NHK解説委員は精一杯けなしていた。日本のメディアは「安倍首相が世界中の国々で高く評価されている」とか「日本は国際社会で一、二を争う重要国である」といったことは滅多に報じない。これが戦後の日本の「メディアの闇」なのである。アジアの国々はみんな、中国の横暴に戦々恐々としている。アジアのリーダーであるのは中国でなく、日本であってほしいし、日本でなくてはいけないと本気で願っている。安倍首相が安保法制を国内で固める前に、アジア各国を含む世界中を外遊したが、反対する国はなかった。中国、韓国、北朝鮮以外の国々は皆、満場一致で賛成だった。日本はこれだけ世界から期待されているのである。アジアの国々に対し、日本が今必要なのは、中韓が言うような「心からの反省とお詫び」などではなく、「アジアの未来は日本が守る」という心からのメッセージであるとケントさんは言う。日本を貶めて恥じないメディアや政治家などは明らかに「異常」であり、そのことに多くの日本人が気付き、声を上げ、彼らに「更生」を迫ることができれば、日本は今以上に素晴らしい国に生まれ変わることができると、ケントさんは述べている。